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コーポレートガバナンス原則

八十二銀行の経営理念は、「健全経営を堅持し、もって地域社会の発展に寄与する」である。本原則は、経営理念を実現するために行う全ての企業活動を律し、八十二銀行グループの存続および企業価値の向上と社会的責任を果たすために定めている。

1.お客さま・株主・職員の権利・利益の尊重と地域社会への貢献

  1. お客さまの権利・利益の尊重と保護
    お客さまとの円滑な関係構築に努め、お客さまに適合した商品・サービスの提供を通じ、信頼と満足度を高め、お客さまの権利・利益を尊重し、保護する。
  2. 株主の権利・利益の尊重と保護
    1. 株主の自益権(経済的利益を得る権利)および共益権(会社の管理運営に関与する権利)等の基本的な権利・利益を尊重し、保護する。
    2. 株主に対して、情報開示を充実し、公平性を確保する。
  3. 職員の処遇
    職員の自立的な成長と自己実現を支援し、適切な人材配置と処遇により、働きがいのある職場環境と企業風土を醸成する。
  4. 地域社会への貢献
    地域社会の一員として地域社会と円滑な関係を構築し、地域経済・産業の発展に寄与するとともに、企業の社会的責任として環境保全活動、災害支援等にも積極的に取組み、企業市民として社会貢献活動を実践する。

2.経営管理態勢

  1. 経営管理態勢
    1. 取締役会、監査役会のほか、経営会議、コンプライアンス・オペレーショナルリスク会議その他外部機関等(監査法人・顧問弁護士等)により経営管理態勢を確保し、全体を統治する。
    2. 各種会議・委員会を設置し、八十二銀行グループ全般にわたる諸問題について組織横断的に審議・調整を行ない、牽制態勢を確保する。
    3. 牽制機能を確保した職制・権限と適材適所の人材配置により、効率的かつ効果的な業務運営を確保する。
  2. 経営判断の原則
    1. 取締役は、法令・規程、客観的事実、十分な情報に基づく合理的根拠のほか各種リスクの観点などの多面的な検討に基づき、適法かつ責任ある経営判断を行う。
    2. 明確な意思決定プロセスの確保に努め、独断および私的利害による意思決定を排除する。
    3. 書面または議事録により検討経緯を明示し、判断の適正性を確保する。

3.法令遵守および企業倫理

  1. 法令遵守
    あらゆる法令・規程・社会規範を遵守し、公正かつ誠実な企業活動を遂行する。
  2. 反社会的勢力との関係遮断
    社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力に対し、毅然とした態度で関係を遮断する。
  3. 企業倫理
    1. 常に高い倫理観を維持し、公明正大で透明性の高い企業活動を遂行する。
    2. 人種、国籍、信条、宗教、性別による差別や人権侵害を行なわず、基本的人権を尊重する。
  4. 不正・不祥事の排除
    1. リスク管理および牽制態勢を確保し、内部統制体制の充実に努め、企業不祥事を防止する。
    2. 個人の利害関係にとらわれず、常に公明正大で公平な立場から誠実に職務を遂行する企業風土を醸成し、不正・不祥事を排除する。
    3. 業務上知り得た個人情報およびその他の情報資産について、本人の同意または適正な理由がない限り他に開示しない。

4.情報開示

  1. 情報開示の体制整備
    公開会社として迅速かつ正確な情報開示を行なう責任と義務を負い、情報の開示事項に関する適正性・公平性・迅速性を確保するため、情報開示体制を整備する。
  2. 適時適切な情報開示
    会社の財務状況、経営成績、会社の経営実態に関する重要事項およびその他の事項について、事実に基づき適時かつ適切に開示し、株主およびその他の利害関係者に対する説明責任を果たす。
  3. 情報アクセス機会の確保
    開示情報に対し、株主およびその他の利害関係者が公平かつ容易にアクセスできる機会の確保に努める。

以上

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