体制・取組内容
推進体制
- 常務取締役以上による経営会議の特定目的会議として、コンプライアンス・オペレーショナルリスク会議を設置しています。コンプライアンス体制の評価・見直しについて協議し、取締役会に定期的におよび必要に応じて随時報告する体制とすることで、法令および社会規範の遵守を全職員に徹底させるとともに、企業倫理の確立を図っています。
- 当行内部監査部署は、各部店への立入調査、指導・モニタリングを実施し、推進体制の有効性を検証するとともに、内部監査の状況を定期的に当行監査役へ報告しています。コンプライアンス、リスク管理等の状況については、当行統合的リスク管理部署が定期的に報告しています。
- 当行および当行グループ法人の役職員には、法令等の違反行為等、または著しい損害を及ぼすおそれのある事実を発見し次第、コンプライアンスマニュアル等に定める方法による報告を徹底させています。
取組内容
- 当行では「高いコンプライアンス意識の確立」を経営の最重要課題として位置づけ、健全で透明性の高い経営の実現を目指しています。「コンプライアンス基本方針」に基づき、全職員を対象に腐敗防止や贈収賄に関する研修を実施しているほか、経営陣から独立した窓口として外部機関も含めた受付窓口(ホットライン)を設置しています。
- 全ての役職員が遵守すべき事項や対処方法等を具体的に示したコンプライアンスマニュアルには、懇親会等にかかる「公務員との対応基準」および「取引先との対応基準」を定め、腐敗防止や贈収賄などの不正防止に取組んでいます。
腐敗の定義 :受託した権力を個人の利益のために用いること
贈収賄の定義:企業が事業を行うなかで、不正、違法、または背任にあたるような行為を引き出す誘因として、いずれかの人物から贈与、融資、謝礼、報酬その他の利益を供与または受領すること
主なコンプライアンス・リスク
- 詐欺
- 横領
- 背任その他の犯罪行為
- 顧客情報の漏えい
- 個人情報の不適切な取得・利用
- 提供する商品・サービスの信頼性欠如
- 適合性の原則の違反
- お客さまへの不十分な説明
- お客さまからの相談や苦情等への不誠実な対応
- お客さまとの節度を超えた交際
- 利益相反取引
- 不適切な会計処理
- 情報開示の軽視
- 違法な利益供与
- 自由・公正な競争の阻害
- インサイダー取引等の不公正取引
- 外為法違反
- 知的財産権の侵害
- 行政との不透明な関係
- 反社会的勢力との取引
- マネー・ローンダリング
- テロ資金供与